日本最大の湿原を観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」に乗車して、釧路湿原の雄大な景色を車窓から楽しみませんか?
釧路湿原(くしろしつげん)
釧路湿原は北海道道東に位置する日本最大の湿原でラムサール条約登録湿地になっており、国立公園に指定されてます
長い時間をかけて形成された河川が複雑に入り込む独特な景観に、多様な動植物が生息しており丹頂鶴(タンチョウツル)、エゾシカ、キタキツネなどが生息しています
くしろ湿原ノロッコ号
釧路湿原内資源保護区になっているため、指定地域以外は入れないなど行為制限があります
そんな釧路湿原内をJR北海道が運行する人気の観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」は走り抜けます
「のろのろ走るトロッコ列車」から「ノロッコ号」の名前が付けられました
くしろ湿原ノロッコ号 基本情報
運行期間 | 4月下旬~10月上旬の季節運航 ※時期により運行日が違いますので詳細はホームベージを確認 |
所要時間 | 約45分~1時間 |
運行種類 | ・通常 釧路⇔塘路(とうろ)往復「くしろ湿原ノロッコ号」 ・お盆中期間限定釧路湿原停車する「よくばりノロッコ号」 ・6月と10月の3日間限定、川湯温泉まで「ノロッコ川湯温泉号」 ・9月下旬、夕刻出発「夕陽ノロッコ号」 |
チケット | 全席指定 |
Webぺージ | https://www.jrhokkaido.co.jp/travel/kushironorokko/ |
発売日
くしろ湿原ノロッコ号の指定券の発売日は乗車日の1カ月前の10時から始まります
人気の観光列車のため発売日に予約をおすすめします

現在運行しているノロッコ号は、2026年度で現存車両の腐食が進んでいるためで運行を終了予定だよ 現在の車両を楽しめたい人は早めの乗車してね!!
くしろ湿原ノロッコ号おすすめ座席は?

くしろ湿原ノロッコ号おすすめ座席はもちろん「湿原側」です
湿原側の席から塞がりますので、予約の際は3人掛けの窓側から探し、2人で参加する方はテーブルを挟み向かい合わせになるように手配します

3人掛けの席は想像より狭かったよ!6名以下だと相席になる覚悟で乗車してね

2名で乗車したい方は2人掛けもあります
ただ湿原側ではないのですが、背もたれが移動できるためどちら側の景色も堪能できます
写真でもわかりますが、座席は狭いためどちらの席になっても荷物は極力少ない方がいいです
荷物がある方はスペースが少ないですが一部に荷物棚があります

行きと帰りで座席かえてもいいよね
ノロッコ号の楽しみ方
車内販売

2号車にある車内販売は釧路駅から塘路駅間で利用できます
人気のノロッコ号プリンは売り切れやすいので、早目の購入をお勧めします

北海道牛乳たっぷりの濃厚ミルクプリンは、口どけなめらかなで美味しかった!
ノロッコ号から楽しむ釧路湿原の動植物
ノロッコ号の大きな窓より、釧路湿原の自然を満喫できます
今回の旅で見られた動植物をお知らせします

ヤチボウズ
車窓からは丸くてこぶのような地形、ヤチボウズ(谷地坊主)が見られます
ヤチボウズは、湿原に生えるスゲ類などが枯れて、根や泥炭が繰り返し積み重なり盛り上がってできた、丸くてこぶのような地形のことです。その形が坊主頭のように見えるところから「ヤチボウズ」と呼ばれます
タンチョウ(丹頂)鶴
日本の天然記念物のタンチョウが車窓から見えることがあります
写真に収めることができませんでしたが、50分の短い旅で2回も見ることができました
春から初夏は出現率が高くなります
エゾシカ
水辺に多く見られ、今回の旅でも大きな群れを見ることができました
今回は見ることができませんでしたが、「キタキツネ」や「オジロワシ・オオワシ」を見ることができます




釧路和商市場
ノロッコ号で景色を堪能した後は釧路駅から歩いて3分、釧路で有名な和商市場で「勝手丼」でランチはいかですか?
「自分でオリジナルのどんぶりが作れるが魅力的です


まとめ
北海道の自然をゆっくり楽しみたい方におすすめな列車です
皆様もいかがでしょうか?
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